2019解説

真実とは、幾層の正しさである

☆いぬ年…己を持するには厳格にして、他人に対しては和気を以てすれば吉転する

東京新聞TOKYO Web
令和元年8月29日から引用

今の世の中を見渡してみますと、他人に厳しく、自分に甘い人が多く見受けられます。

それは偏に、物事を表面的にしかとらえないために起こること。

物事の真実というのは、一つではありません。

人が違えば感じることが違うように、立場や環境、価値観によって、正しさというのは至る所に表れるのです。

そもそも、正しいという指標は、人の価値観の上にあるもの。

正しさや真実というのは、段階があるのです。

さて、一人一人が正しさを語ってしまえば、声の大きなものの意見が通ることが多くあることでしょう。

そのため、より大きな声を張り上げることに、力を注ぐかもしれません。

しかし、人というのは、偏見やこだわり、執着によって考え方が凝り固まってしまうもの。

自分の正しさが、唯一の正しさだと勘違いすることのないように。

独りよがりの正しさしかしらないものは、物事の真実の深みに辿り着くことはできません。

一人一人が、他人を尊重し、それぞれの価値観に歩み寄る姿勢を見せること。

人は、学び、成長し、気付き、そしてまた学ぶもの。

気付きによって、一歩ずつ進んでいく。それこそが人生を吉転させながら生きていくこと。

自分のちっぽけな価値観や正しさに執着しないように。

視野を広げ、自分の価値観を溶かし、真実の更なる先を見つめていくとき。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村