☆み年…前途塞がりて暗雲去来する。旅行は見合わせて家にて修養せよ
東京新聞TOKYO Web
令和元年7月31日から引用
人生に起こる出来事は、常に無情である。
どんなに計画をしても、理不尽な出来事によって物事が頓挫することがあるでしょう。
楽しみにしていたこと、希望を抱いていたことが打ちひしがれることもある。
そうした、自分の歩みを止められたような出来事をどのように捉えるべきでしょうか。
人生というのは、何事も上手くいくことが重要な訳ではありません。
寧ろ、上手くいかないことの中に学びと経験があります。
計画通りにいかないことについて、悲観的に捉える必要はないのです。悲観的に捉えてしまえば、感情の渦の中で苦しむことになるでしょう。
物事は、起こる必要があることしか起きない。
計画通りにいかないならば、計画を変えればいいだけのこと。
時期を変えてもいい、場所を変えてもいい、全く新しい物事に挑戦してもいい。
物事の変化に柔軟である心こそ、人生に必要なものであることに気付くとき。
時には緩やかな時間を過ごすことも、人生にとって必要である。休息の中に安寧を見る。