☆とり年…朝、雀が集まりて餌をついばむ。小得あれども大利なし
東京新聞TOKYO Web
令和元年7月23日から引用
食べたい時に食事がとれて、眠れる家があり、着る服がある。蛇口を捻れば水が出て、24時間灯りがつき、火を起こすことができる。
そうした日々の当たり前に感謝しておりますか。
私達は、環境に慣れてしまう。有り難いと思う変化があっても、その新しい環境に慣れてしまえば、感謝の心は起こらなくなってしまいます。
もっと欲しい、大きなものが欲しいと願望が膨らみ、今の現状に対して不平不満が出るかもしれません。
人の欲は止まることを知らず。本当に大切なものは何なのか、見失ってはいませんか。
新しい物事に対して夢や希望を持つことは素晴らしいことです。
しかし、常に「今」に対する感謝なくしては、物事を得たところで何の意味も持ちません。
得ては慣れ、得ては慣れでは、変わっていっているようでいて、何も向上できてはいないのです。
物事を得ていく、その本質は感謝であるを知る。