☆み年…深呼吸すれば心清浄。深呼吸をして言葉を発すれば清言出る
東京新聞TOKYO Web
令和元年6月13日から引用
みなさま、日々の生活の中で、呼吸を意識したことはありますか。
気が合う仲間のことを、呼吸が合うともいいますが、呼吸には、その人独自のリズムがあります。
その自分のリズムと合う人がいれば、それはとても心地の良い関係になるでしょう。
さて、呼吸のリズムは、早い遅いというよりも、深い浅いという表現をされます。
一般的に、呼吸が深い状態とは、リラックスして落ち着いている状態。
呼吸が浅い状態とは、興奮して落ち着きのない状態を指します。
私達は、心や身体の状態によって、呼吸のリズムが変わります。
そしてそのリズムの変化は、感情と密接に関わっています。
人は、怒ったり悲しんだり喜んだり、感情が大きくなるほど呼吸は浅くなり、感情が静かになれば、呼吸も穏やかに深くなっていきます。
呼吸が浅い状態というのは、良くも悪くも興奮している状態なので、心も思考も落ち着きのないものになるでしょう。
その状態では、冷静な判断に欠け、余計な問題を引き起こすこともあります。
浅い呼吸を落ち着かせ、自分の心と感情を抑えるには、深呼吸をすること。
意識的に深い呼吸をすることで、浅い呼吸を落ち着かせるのです。
そうすれば、呼吸の落ち着きに合わせて、心と感情は落ち着いていきます。
呼吸は、心と感情に関わっていることに意識を向け、深呼吸によって、うまく自分の呼吸をコントロールしていきましょう。
常時深い呼吸でいられるようになれば、清らかなる心のもとで、行動言動が落ち着き、正しさを実現することができるようになるでしょう。
自分をうまく導くのは、自分の呼吸だと知るとき。