2019解説

偉くなった人へ

☆い年…もし自分が偉く智者と感ずるようなら他日の不運を招く

東京新聞TOKYO Web
令和元年6月7日から引用

みなさま、仕事が成功したら、それまでうまくいかなかった事が成ったら、長年の願いが叶ったら、とても嬉しいことでしょう。

出世をする、お金持ちになる、地位が上がる、それらは成功の結果として、あなたに優越感を与えてくれることでしょう。

仕事であれ、スポーツであれ、学業であれ、自分が成り上がっていくにつれて、自分を取り巻く環境は変わっていきます。

自分のことを、褒め称える人が出るかもしれない、成功の蜜を一緒に舐めたいと、人が寄ってくるかもしれない。

そうして、成功者になったと思い込むことで、高慢になってしまうことは、よくあることでしょう。

そうした高慢さは、端から見ればとても滑稽なものです。

しかし、高慢さには、もっと分かりにくく、気をつけるべきものがあります。

それは、自分が物事を理解し、先に進んでいっているという勘違いです。

人はとかく、物事を深めていくと、その物事への理解が進んでいると思うでしょう。

そのうちに、自分は賢いと思ってしまうかもしれません。

そうした自分の内面の中だけで起こる高慢さというのは、実に起こりやすく、危ういものです。

物事は、理解したと思った瞬間から、深まることはなくなってしまいます。

この世の真理は、人が想像するよりもずっと深淵で多重性があるのです。

私達のようなちっぽけで無智な人間が理解しきれるようなものではないと感じながら取り組み続けられるのなら、少しはましな理解になる。

高慢さによって、自らの成長を止めぬように。偉くなったつもりほど愚かで自分のためにならぬものはないと心得ましょう。

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