☆たつ年…悪い習慣を捨て去って、新しい出発の時
東京新聞TOKYO Web
令和元年5月31日から引用
皆様は、電車に乗ったとき、どういった行動をとるでしょうか。
スマートフォンを取り出し、ニュースやsnsを見ますか、動画を観たり、音楽を聴いたりされますか、本を取り出し読みますか、ぼーっと見るともなく外を見つめていますか、何か考え事をされますか。
多くの方は、だいたい毎回同じような過ごし方をされていることでしょう。自分のスタイルといってもいい。
さて、電車の中の過ごし方に限らず、私達は、1日の中の多くの時間を、それまでの自分が作り上げた習慣で過ごしています。
止めたいけれど止められないこと、というのはきっとあるでしょう。
ご飯の食べ方、睡眠の取り方、空いた時間の過ごし方、買い物の仕方、隣人に会ったときの反応、会話の展開、思考回路、感情。
家に着いたらビールを飲む、日中は必ずコーヒーを飲むといった、行動の習慣。
きっとこうに違いない、今まではダメだった、自分には無理だろうといった、思考の習慣。
習慣付いてしまっていることは、毎日なんとなく続けてしまうものです。
しかし、そうして日々続けていることは、果たして本当に自分にとって良いことなのか、一つ一つ考えてみませんか。
習慣というのは、自分で作り上げた執着です。
そうした執着を、一つずつ手離してみませんか。
今まで悩み続けてきた身体の不調が治るかもしれない。
時間がないと思っていたのに、未来のために勉強する時間ができるかもしれない。
コミュニケーションを変えることで、人間関係が改善されるかもしれない。
人生に良いことは起きないと思っていたのに、想像できなかった幸せを感じるかもしれない。
悪い習慣ほど、自分を縛り付けるものはない。
古い習慣を捨て、新たな発展性のある行動を始めることにより、人生の好転を得る。