☆とら年…天地の健やかさに感謝せよ。当たり前が尊いのだ
東京新聞TOKYO Web
令和元年5月17日から引用
私達は、物事に順応していくことができます。
電車、テレビ、冷蔵庫、エアコン、携帯電話、インターネット、それらが登場した時には大いに有り難がられたものであっても、あっという間に当たり前の世の中になりました。
便利が当たり前であり、それが当たり前にいかないと憤りを覚える方がほとんどかと思います。
電車が止まったり、家電が壊れたり、携帯電話が不通になれば、早くいつも通りにしてくれと、声をあげることでしょう。
さて、便利が正しいのか、当たり前なのか。
私達は、次から次に登場する科学の発展に順応し、それらは当然のことであると思って生きてきましたが、そうした当たり前に対して、有り難い気持ちを忘れてはいませんか。
科学だけではありません。
毎日陽が昇り、雨が降り、農作物が育ち、飲料水や、お肉や魚、野菜や果物の恩恵に与ることができる。
そうした、当たり前だけれども尊い恵みについて、感謝の心を忘れてはなりません。
本日、一つ一つの物事の有り難みを知る。
感謝の心を以て、生きる幸せを得る。