☆い年…苦しみを知らぬ者は自らが病となりても気づかぬ。苦しみが自らを助ける事あり
東京新聞TOKYO Web
令和元年5月14日から引用
私達の心・身体というのは、自分が思っている以上に敏感に物事を感じているものです。
そうした自分から発せられる声について、みなさまは耳を傾けることが出来ているでしょうか。
そうした自分の声を、後回しにしていませんか。
心の声について。
心というのは、理屈を抜きにして、素直に物事を感じております。
しかし、私達は何かと理由付けをして、目の前の物事を無理やり飲み込んでいます。
しょうがない、仕方がない、他に方法がない、といって、心の声に反する行動をとっていませんか。
自分の心がどのように感じているのか、もう少し、心の声を聞いてみましょう。
より良い解決策を知るには、自分がどうしたいのかを知ることが肝要なのです。
身体の声について。
日頃の暴飲暴食・不摂生によって、身体がどう感じているのか、ご存知でしょうか。
身体は、様々なサインを出してくれているはずです。
眠くなる、背中や膝が痛い、目覚めが悪い。
おそらく、そうした身体の不調を感じたところで、その感覚を突き詰めず、無視して過ごしてしまう方が多いのではないでしょうか。
自分の身体と向き合えている方は、そう多くはないでしょう。
身体もまた、素直に物事を感じております。
その身体の声が聞けないのは、自分の欲求や理屈を優先させるから。
どうか、身体が感じていることを甘くみないように。
さて、心と身体の声について、私達は自分が感じていることなのに、その声を蔑ろにしてしまいがちです。
しかし、心と身体・自分と向き合うことが出来なければ、私達は益々鈍感になり、そのうちに自分の心と身体の声すら聞こえなくなってしまうでしょう。
そうなれば、心の崩壊、身体の崩壊にも繋がり兼ねません。
心や身体が感じている苦しみについて、その苦しみから逃げないように。
苦しみと向き合い、その苦しみを知ることにより、現状に対する解決を得るのです。
心と身体が感じていることに耳を傾けることが出来れば、起こる物事は事前に改善できることを知る日。
すべての答えは自分の中にある。