☆い年…天の門が開かない。未だ十分な悟りではないと反省する時
東京新聞TOKYO Web
令和元年5月2日から引用
人として、私達が目指すべきところとは、一体何でしょうか。
もちろん、一人一人、人生に掲げる夢・目標は違います。
それぞれの望みが叶うこと、それこそ目指すべき所といってもいいのかもしれません。
しかし、せっかく人として生まれて来たのですから、ぜひ、目指して頂きたい境地があります。
それは、万物について悟るということ。
なぜ生きているのか、死んだらどうなるのか、宇宙とは何か、地球とは何か、万物の成り立ちとは何か。
そうした当たり前の疑問について、突き詰めて考え、気付くこと。
私達は、無知ですが無能ではありません。
誰もが、悟ることができる力があります。
今はまだ、悟るとは何か、気付くとは何か、その方法を知らないだけです。
自分の感性を磨き、諸事に気付きを以て取り組むことは、一つ一つ悟りの階段を登ること。
悟りというのは、人生を好転させていく智慧です。
物事の真実に気付くことのできる慧眼です。
迷いや苦しみの世から抜け出すための翼です。
どうか、人生に喜びを以て進んでいきましょう。
ただ一点、注意すべきは、悟ることに終わりはないということです。
全てを悟っていると自負する者ほど、無知で愚かな人はいません。
自分は悟ったと思った瞬間、自分の成長は止まったと反省してください。
悟りとは、人生そのものである。
どうか、社会の中で搾取されていることにすら気付かずに生きることのないように。