☆いぬ年…夜は徐々に明け初めていく象。運気はやがて光明をみる
東京新聞TOKYO Web
令和元年5月1日から引用
私達は、人生に起こる悲喜交々の出来事について、運が良い・悪いと表現いたします。
運とは何か、と聞かれれば、ラッキーと答える方も多いことでしょう。
しかし、運=ラッキーは、運の捉え方としては正しいとはいえません。
では、運とは、何でしょうか。
運とは、正しくは運気といいます。
運気というのは、読んで字のごとく、気を運ぶ、つまり流れるエネルギーを表しています。
自分の中にあるエネルギーというよりも、外から自分の内に流れ込んでくるものです。
私達に降り注ぐ、興廃のエネルギーといってもいい。
こうしたエネルギーは、その強弱によって、私達の人生を左右するのです。
さて、この世の万物は、一定の波長を持ち合わせております。
興り続ける、廃り続けるということは、有り得ません。
寄せては返す波のように、興廃・強弱・昇降を繰り返すのです。
つまり、どんなに運気が悪いと思える期間があっても、必ず運気が盛り上がる時期がくる、ということです。
しかし、そうした自然な運気の興廃に任せていては、思うように人生を渡っていくことは難しいでしょう。
実は、運気というのは、自分の日々の行いによって、引き寄せることが可能です。
良い運気を引き寄せ、その興廃の幅を減らし、常に良い状態を保てるようにすること。
そのために出来ることは、未来について、良い運気を得て向上した自分を明確に想像し、今すでにその状態であると信じることです。
自己評価を高め、理想の自分を演じることによって、運気は引き寄せることができるのです。
運気の上昇を信じ、自分を信じて吉運を掴み取るとき。