2019解説

気付きを自分の力と思うな

☆み年…甘露の水が頭よりかかりて煩悩の炎は消えゆく。神仏に感謝

東京新聞TOKYO Web
平成31年4月2日から引用

私達は、日頃、さまざまな物事を追いかけて生活しております。

お金、好きな人、美味しい食べ物、新しい物、新しい情報、新しい環境、人の心など。

そうして日々追い求めることをしておりますと、その思いは満たされることはなく、どこまでも追い続けてしまう自分が居ることに気付く時が来るでしょう。

何かを欲する心というのは、煩悩です。

煩悩自体は、生きる活力として必要なものですが、煩悩に溺れてしまうと、自分の成すべき道を見失うことになります。

大切なのは、バランスです。

程よい煩悩を持ち、それを生きる活力としてエネルギーに変えて進んでいく。

そのためにも、大きくなり過ぎた煩悩について、改めなくてはなりません。

こうして、煩悩の大きさに気付き修正することができる、これはお導きによるものです。

自分の大きくなりすぎた煩悩は、神仏さまの甘露の水(悟りの教え)によって、小さくしていただいている。

ある時ふと、自分が追い求めていた物事に冷めるとき、それは与えられた恵みなのです。

物事に気付く、真実に気付くというのは、自分の力ではなく、有り難いお導きによるものである。

神仏さまへの感謝を忘れず、日々を受け入れていきましょう。