☆うま年…花は美醜に関わらずただ咲いている。人の生も美醜にとらわれるな。ただ美しい
東京新聞TOKYO Web
平成31年3月22日から引用
この世界においては、人は、目に見える物に重きを置き、日々過ごしております。
より美しい物、均整の取れた物に惹かれ、醜い物やバランスの悪い物については、目を背けるでしょう。
さて、人は所詮、そうして物事の外側を比較しますから、自分自身のことも、他者と比較し批判してしまうでしょう。
人よりも劣っているところを探し、少しでも美しくあるように努める。
しかし、人の美しさ、魅力というのは、必ずしも見た目や造形ではありません。
見てくればかりを気にしても、中身が育たず、魅力的にはなれないでしょう。
人の魅力というのは、自分がどうあるべきなのかを見つめ、自分自身に対する自己評価を最大まで高めているから、他者から見て惹かれて映るのです。
堂々と、自分らしく生きていれば、それが最もその人の魅力を引き出すでしょう。
他人の目を気にしなくてはならない価値観から抜け出し、人に何を言われようと、自分らしく堂々と生きること。
人の魅力、美しさというのは、内側から醸し出されるものだと知るとき。
物事についても、結果も重要ですが、その過程にどのような生き方が出来ているかが重要。
上辺だけを求めて、薄っぺらな人生とならぬように。