☆いぬ年…迷うも悟るも心の振り方次第である。日々是好日の妙を思え
東京新聞TOKYO Web
平成31年3月13日から引用
私達の日常は、心の在り方一つで全く異なるものになります。
同じ物事を体験しても、人が違い心が違えば、全く異なる印象を持ちます。
例えば、散りゆく桜について。
散りゆく桜を見て、この世の無常を悟り、今しかないその瞬間の美しさを楽しむ人がいるでしょう。
一方で、散ってしまう花の儚さに人生を重ねて、津々と悲しむ人もいるでしょう。
零れ桜に何を想うのか、それはその人の心次第なのです。
日々の中で何を想うのか。
その想いの積み重ねが人生といってもいいでしょう。
日々、迷い続け、悩み続け、悲しみ続けるのか。
この世の無常を悟り、執着から離れて、今その瞬間を楽しむのか。
どのような状況であっても、今というこの瞬間は二度とないのです。
変化を待ち望むのもいいですが、変化していく流れを楽しむのも一興です。
毎日の中で、執着や良し悪しから離れて、ありのままの今を楽しんでいきましょう。