2019解説

運は正しく任せるもの

☆とり年…大岩に坐して水の流れをみる。世の無常を観ずるが、心の執着を離れて任運たれ

東京新聞TOKYO Web
平成31年2月28日から引用

時の流れ、物事の流れというのは無情なものです。

そこには、どのような感情も考えも及びません。

しかし人は、物事について執着してしまう。新しいものや展開を欲し、好きなものや現状を維持しようとする。

その思考は矛盾しています。新しくなりたいのなら、現状維持ではいけないのです。現状が変わらなければ、新しくなりようがありません。

では、新しい展開を望むために、現状を手離せばいいのか、といえば、それも正解ではありません。

手離すべきは、未来、今、過去、すべての執着です。未来を望むも執着、安定した今も執着、過去の思い出も執着。

この世の中で生きるというのは、執着から離れ、軽くなればなるほど自由なものはありません。

私たちは、思考と感情の執着という荷物を背負い過ぎています。

その荷物を、下ろしてみませんか。

執着は、重荷でしかありません。

この世の中はなるようになるのです。その流れに身を任せて俯瞰すること。

やるべきは、執着によってあれこれ考えるのではなく、今自分ができることを全うすることです。

今を懸命に生きていれば、自ずと未来が開けるでしょう。

大切なのは、真面目に盲目的に懸命になるのではなく、広い視野を持ち、過去、現在、未来にとらわれずに俯瞰しながら、賢明になることです。

あとは、流れに任せておけばいいのです。とらわれない大きな気持ちを以て吉祥となる。