☆み年…岩下の清水で足を洗う象。休養や治療に良き日
東京新聞TOKYO Web
平成31年2月24日から引用
人生という旅において、人は、とにかく歩き続けます。
正しい方向が分からず、来た道を引き返すこともある、同じ道をグルグル回ることもある。
途方に暮れて、どうしていいか分からなくなる。
それでも、人は、前を向き直し、歩き続けています。
それが人が生きるということです。
ただ、その旅に歩き疲れたとき、時には休んでもいいのです。
それまでの旅の疲れを癒やし、新たに人生についてゆったりと考える時間が必要なことがある。
これまでの人生で背負ってしまった重い荷物は、全てここで下ろしてしまいましょう。
これからの人生に、今までの重荷は必要ありません。
新しい旅は、軽やかに進んでいける。
今までは、重荷を背負って歩くことで、随分と旅をしている気分になっていたかもしれません。
しかし、それでは全然先に進めていなかったことに、気付かなくてはなりません。
旅は、軽装だからこそ、どんどん進んでいけるのです。
そのことを忘れぬように。
本日、肩の荷を全て下ろし、川辺に腰掛けて、清らかな水で今まで生きてきた疲れを流し癒やすとき。