☆とり年…考えなく人生を歩む者は小難多し。考えて歩む者は大難多し。無心に歩んで大吉
東京新聞TOKYO Web
平成31年2月5日から引用
人が考えるということについて。
そもそも、人の心には常に様々なことが浮かんできます。そうした思い付きに対して、どう思考するのか。
思考するというのは、大きく二種類あります。
一つは、執着の思考。
一つは、整理の思考。
思い付いたことや、自分の夢、今までに教わったこと、社会的な価値観などに縛られる思考が、執着の思考。
思い付いたことを整理することにより、自分にとって有益なものに段階を高めるのが整理の思考。
執着の思考というのは、しなければしないだけ良いでしょう。
基本的に、人は日々、この執着の思考だけで生きております。
自分の考えに執着するということは、それだけ視野が狭まっているということであり、未来の可能性を自分で狭めているということです。
執着をするから、人は悩み、苦しんでしまう。
まずは、自分の執着の思考を手放すこと。
本当に自分が大切にしたいことは、執着の思考を手放し頭で考えなくても感じことができます。
自分の感性を磨き、その時の自分にとって必要なことを感じとること。
自分の心と向き合うことを続ければ、思考の執着から離れていく感覚を得るでしょう。
自分の心が執着から離れてフラットになれた後、整理する思考によって、自分の段階を高めていく道を探る。
それは自分の考えを超えたものになるでしょう。
まずは、執着から離れること。そこから始めるのです。