☆ひつじ年…一人にて千万人を動かす秘訣は、目の前の一人を侮らない事である
東京新聞TOKYO Web
平成31年1月22日から引用
他者を動かす力について。
人は、一人で生きている訳ではありません。
他者との関わり合いの中で、日々切磋琢磨しながら、自分らしさを探求しています。
さて、集団や組織になりますと、そのグループをまとめる人が出てくるでしょう。
そうした人は、他者に対する説得力を持ち合わせていることでしょう。
優れたリーダーであればあるほど、その説得力が高いといえます。
では、説得力とは何か、といえば、単に言葉が巧み、ということではありません。
言葉を巧く使うことで人を誘導させる人もおりますが、それは言いくるめているに過ぎず、本当の意味でのリーダーではないでしょう。
優れたリーダーの説得力とは、誠実である、ということです。
自分に対しても、他者に対しても誠実であるということ。
自分を知っている人は、自分の言葉を持っています。
自分を知っている人は、世界を知っています。
自分の言葉で、世界の真実を誠実に語ることができるからこそ、そこに説得力が生まれる。
そうした言葉は、一人に対しても、大勢に対しても、変わることはありません。
人を動かすには、言葉を学ぶよりも、誠実であれ。