☆たつ年…忍とは心が動かざるように刃で心を抑える。覚悟あれば吉運
東京新聞TOKYO Web
平成31年1月19日から引用
人はとかく、欲心が生じやすいものです。
今の自分には何かが足りていない、と感じることで、何かを常に欲しております。
食欲、所有欲、支配欲、名誉欲、睡眠欲、性欲、金銭欲等々
それらの欲を煩悩ともいいますが、これらは良くない心の働きである、ということでは必ずしもありません。
煩悩は、人が生きるための活力になることもあるでしょう、そうした喜びは、満たしてもいいのです。
しかし、注意しなくてはならないのは、煩悩に振り回されてはいけないということ。
自分が煩悩の下にいるのではなく、自分のコントロール下に煩悩がある。
煩悩は、上手に取り入れながらも、抑制しておくのです。
煩悩の本質は、虚である。
自分はどう生きたいのか、日々の自分はどう在るべきなのか、その青写真が明確であれば、煩悩を追いかけることの虚しさにも気付くことができるでしょう。
煩悩の支配から抜け出し、煩悩をコントロールするとき。