2019解説

世界に光はあるのか

☆い年…天清く晴れたるが中に浮雲迷う象。疑念をはらいゆけ

東京新聞TOKYO Web
平成31年1月2日から引用

生きておりますと、不意に不安な気持ちが起こり、すっきりしない、ということもあることと思います。

人は、迷い悩んでしまうものです。

さて、この迷いや悩み、不安といった感情は、どこから来るのでしょうか。

胸騒ぎやざらつきというものは、直感的である場合、感じ取ったことを大切にするべきです。

自分の五感とは違ったところで感じ取っているので、そうした感覚を大切にすることは、自分自身に気付き、感性を磨くことにも繋がります。

しかし、日常の不安や悩みというものは、自分が作り出しているものに過ぎません。

世界は晴れ渡り澄み切っているのに、その世界を感情や執着といった雲で濁しているのです。

こうした煩悩の雲は、浮かんでくるのは仕方がないのですが、それを払うか払わないかは、その人次第。

しかし、この迷い雲を払わなくては、世界の色合いは変わってしまうでしょう。

自分の感情や執着にとらわれてしまえば、その人の世界は暗い煩悩の雲に覆われてしまう。

日常が淀み、世界は欺瞞や裏切りが蔓延るようにも見えるでしょう。

暗がりを見つめ続けても、その中に光は見つからないでしょう。

雲を払い世界に光を当てることで、暗がりが消滅するのです。

自分の世界にある煩悩の雲は、全て払い取ってしまいましょう。

感情や執着を手放してしまえば良いのです。

そうすれば、世界の真の姿、清らかで澄み切った世界を見ることでしょう。