☆たつ年…君子が山に隠れる象なり。争わず逃れて吉なり
東京新聞TOKYO Web
平成30年12月26日から引用
世の中には、多種多様な人が生きております。
温厚な人が在れば、気性の激しい人も在るでしょう。
それらは、先天的な要素と後天的な要素によって、作られた人格です。
さて、生きておりますと、様々な場面に出くわします。
自分自身がどうであれ、人に巻き込まれそうになることもあるでしょう。
時には、言い争いになる場面もあるかもしれません。
そうした時、皆さまは何を思われるでしょうか。
目の前の相手よりも優位に立ち、言い負かそうとするでしょうか。
我慢をして、相手の罵倒を浴びることを選択するでしょうか。
他人との争いというのは、お互いにとって良いものではありません。
自分が行動した先にどうしたいのか、絶対的に譲ってはならない場面でなければ、争いにならぬようにヒラヒラと逃れるのがいいでしょう。
自分が折れて場が収まるのなら、大いに折れればいいでしょう。
自分が折れることなど、本当に些細なことです。
賢者は、争いを好まず。
争ったところで得るものはありません。
争わぬことで、平穏を得るでしょう。