☆いぬ年…宗教で教える時間は、時計の時間ではない。精神の奥底に流れる永遠の時である
東京新聞TOKYO Web
平成30年12月20日から引用
私達には、確かに魂があります。
肉体はいずれ死を迎えますが、魂が消滅することはありません。
魂は、転生を繰り返しながら、自身の探究心によって経験を積んでおります。
さて、そうした魂・精神の永遠性について、私達人間はその事実をほとんど覚えてはおりません。
死んで肉体を離れたとき、その事実を思い出すことが出来ればいいのですが、多くの人は、生前の価値観に捕らわれてしまい、自分自身の考えが作り上げた世界に縛られてしまう。
そうして自身の永遠性と無限性が失われないように、宗教によって、物語によって、さまざまなことが語られてきました。
しかし、宗教は、人を縛り付けるための思想でもあります。
宗教には、救いと罠がある。
何事にも捕らわれることなく、自分自身の感性を高めていくこと。
そのための教えは、宗教の中に、本の中に、自然の中に、人の中に、自分の中に、この世の至る所にあるでしょう。