2018解説

老いという変化について

☆とり年…活動力が衰えると用心深くなる。老いたる証拠。若者と交われ

東京新聞TOKYO Web
平成30年12月19日から引用

人は誰しも老いていきます。

老いることについて、どうにか若いままでいたい、という方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、老い、というのは、劣化ではなく変化です。

肉体的な変化もあるでしょうが、精神的な変化もあるでしょう。

老いていくとは、それまでに相応の人生を経験してきた、ということ。

長くこの世に存在している訳ですから、若い頃には思えなかった悟りを得ているかもしれませんし、諦めた時間の長さから頑なになっているかもしれません。

ただ、その経験に順応できているかどうか。

人は、老いることが問題ではありません。

人の問題は、自分の限界を決めてしまうこと、相手の限界を決めてしまうこと。

いついかなる時も、勝手な断定による断絶が問題なのです。

若者よりも老者に多いのは、経験からくる諦めの断定です。

世界の在り方を断定し、自分の在り方を断定し、周りの在り方も断定してしまう。

断定してしまい、そこから先の可能性を断絶している。

世界の可能性を信じられなくなったとき、世界から可能性がなくなるでしょう。

現状があり思考があるのではなく、思考があり現状があるのです。

時には、若き無鉄砲な心意気に触れるのもいいでしょう。