☆ひつじ年…事業や功名にあぐらをかけば衰退が始まるのみ
東京新聞TOKYO Web
平成30年12月17日から引用
人が、自分らしく生きていくのに必要な要素は何でしょうか。
夢や希望がある、というのは、確かに必要かもしれません。
しかし、夢や希望にこだわり過ぎてもいけません。
夢や希望というのは、変化していくものです。自分自身が変わっていけば、当然夢や希望も変わっていきます。
夢に執着しすぎると、本当に自分が望んでいるものに気付くことができません。
では、自分らしく生きるためには、何が必要でしょうか。
自分らしく生きるとは、自分の感覚感性に対して忠実である、ということです。
自分が感じていることにフタをしない、世間や周りにただ流されない。
自分が今、本当に望んでいることに気付ける状態である、ということです。
そのためには、自分を客観的にとらえる別の自分がいる、という意識を持つ必要があります。
人が人生の道を間違える時とは、目先の欲や感情に心を奪われてしまう時。自分が大切にしている感覚を見失った時です。
客観的に自分を見れば気付けることであっても、感情の渦の中では正しい方向性も見えてこないでしょう。
とんな時でも、俯瞰して自分を観ること。
冷静に自分の置かれている状況が判断できれば、人生における選択も変わってくるでしょう。
軽はずみに欲や感情で判断しないように。