☆ひつじ年…餓鬼の心になりて事を損ずる。むさぼりから離れよ
東京新聞TOKYO Web
平成30年12月5日から引用
人の心というものは、きっかけを作ってしまうと、あっという間に堕ちていきます。
欲に対するむさぼりは、一度許してしまうと体が覚えてしまい、次々に求めずにはいられなくなるでしょう。
食欲、性欲、名誉欲、所有欲、支配欲、それらに対して、中毒のように求めてしまう。
欲に心が奪われてしまえば、物事は本来性を失い、人生の路頭に迷うことになるでしょう。
自分の芯から離れてはなりません。
自分に正しく在れば、欲に溺れることなく、適度に楽しむことができるでしょう。
むさぼるのではなく、たしなむ。
それが分別というものです。