☆ね年…肉眼は開いていても心の眼が開かなければ一事一物の尊さが見えない
東京新聞TOKYO Web
平成30年11月28日から引用
みなさまの中に、自分の目で見たものしか信じない、と思っていらっしゃる方は在りますか。
おそらく、ほとんどのみなさまは、そう思っていらっしゃることと思います。
自分の感覚を信じるというのは当然のこと。
ただ、気を付けなくてはならないのは、自分の目に写るものが必ずしも世界の真実ではないということです。
人は誰しも、偏見によって物事を見渡しています。それが、肉眼というものです。
同じものを見ても、見る人によって印象が違うのは、この偏見によるものです。
そうした自分独自の偏りだけを信じてしまうと、世界の本当の姿は見えてこないでしょう。
人には、肉眼の他に、肉体という偏りの外側にある心の眼があります。
この心の眼とは、すべての感情・こだわり・しがらみ・執着から離れた眼であり、誰もが潜在的に持ち合わせています。
真実を見極める眼です。
この心の眼を開くことこそ、物事の真実・本当の尊さを知るためには必要不可欠。
人は、一切の感情や執着から離れたとき、しがらみのない心の眼が開きます。
どうか、一度自分の偏見をすべて手離しましょう。それまでの価値観を捨ててしまいましょう。
いま、世界の本当の姿を見る時が来ました。