2018解説

自分とは何か

☆う年…私があると思うが、刻々と移り変わり行く生き物があるのみ

東京新聞TOKYO Web
平成30年11月19日から引用

自分とは何を指しているのか、自分で自分のことを思うとき、ほとんどの人は、自分の身体を想像することでしょう。

鏡に映すと確認できる身体、自分の意志で動かすことが出来る身体、これが自分自身であると思うのではないでしょうか。

さて、確かに身体は私たち自身ですが、私たちというのは、身体だけを指している訳ではありません。

物を考えたり、感じたりすることを頭の中の脳が行っていると思っているかもしれませんが、脳は肉体的な働きに過ぎず、実際の感情や記憶というのは、身体の外側にあります。

身体の中に、すべてがある訳ではないのです。

身体は、あくまでもこの三次元の現世を生きていくためにある魂の容れ物。

この地で生きていくために、媒体として存在しているに過ぎません。

この肉体は、物理的な影響を受け、刻々と移り変わり、やがては朽ちていきます。

しかし、朽ちたからといって、魂としての記憶がなくなる訳ではないのです。

人の苦しみとは、人との別れや、肉体が朽ちること、やがては死んでしまうことでしょう。

それらはすべて、自分や相手という存在が、身体のみであると錯覚しているために起こる苦しみです。

自分とは、肉体ではなく魂である。その魂としての自分の一部が、肉体である。

そのことを、よくよく思い出すように。