2018解説

苦労と喜びについて

☆たつ年…雨上がりて松の葉が美しい。苦労の後にすがすがしき事が到来

東京新聞TOKYO Web
平成30年11月8日から引用

人は、生きていく限り、昨日よりも今日、今日より明日と、経験を重ね進んでおります。

その経験に無駄なものはなく、どんな物事にも学ぶべきがある。

その隠された学びを感じる者は、どのような物事、どのような時間であっても、無駄だとは思わないでしょう。

苦労は買ってでもせよ、という故事がありますが、普段経験することのできない苦労なら尚更です。

何事も必要な時分があり、その経験は、間違いなく自身の肥やしとなります。

さて、どんな苦労の後にも、五感の喜ぶ清々しさがある。

肉体労働の後の、程よく温かい緑茶と握りたてのおむすびのように、平時では感じることのない喜び。

普段から見慣れている風景も、自分の状態によっては、息をのむほどに美しいものになります。

私達は、日常に慣れることもあれば、その良さを再発見することもある。

そうした日常の豊かな感情こそ、人生の楽しみであり、苦労も喜びもあることが人生の醍醐味です。

いついかなる時も「今」を楽しむこと。

身体が感じる「今」を、もっと楽しむように。