☆い年…我は天下一品の者と愛すれば他人も愛を以て迎えてくれる
東京新聞TOKYO Web
平成30年10月22日から引用
自分自身のことについて、好きだと思う人がいれば、嫌いだと思う人もいるでしょう。
自分のことを嫌いだと思う人の方が多いかもしれません。
なぜ好きになれないのか、それは、他者と自分を比較してしまうことにあります。
比較して、自分が劣っていると思ってしまう。
また、本来の自分としての生き方が出来ていないというのも、好きになれない要因でしょう。
成りたい自分があるのに、そう成れていないことに対する不満があるのです。
さて、自分のことは、自分が愛す必要があります。誰かが愛してくれる訳ではありません。
この世界は、自分の感覚感性によって成り立っています。
世界の中心である自分が、自分自身のこと、世界のことを嫌ってしまっては、起こる物事に希望はないでしょう。
この世が好きになれないのは、自分を好きにならないから。この世に希望がないのは、自分が自分自身に希望を持っていないから。
誰も愛してくれないのは、自分自身のことを愛していないからです。一体誰が、自分や世界を嫌っている人の傍にいたいと思うでしょうか。
自分自身についてどう思えるのか、それによって世界の在り方が変わるということを忘れぬように。