☆み年…心は悠々として楽しみ多し。拘りて自らを縛りつけぬように
東京新聞TOKYO Web
平成30年10月04日から引用
心というのは、本来自由なものです。
そうした自由な性質がありながら自由になれないのは、心を抑えつけているものがあるから。
それは、外から与えられた価値観や、それに伴って生まれた考えによるもの。
無意識のうちに、頭で考えるということによって、心の本来性を封じてしまっているのです。
自分が何かしたいと思ったとき、どうすればそれが出来るのか、考え悩むことはありませんか。
将来を思ったとき、このままではいけないと、思案することでしょう。
しかし、心が考えで満たされてしまうと、本来の自由な性質が活かされません。
物事というのは、考えによって前進するのではありません。
考えて進んでいるように思っていることは、俯瞰して見ると、同じところをグルグル回っていることにしかなっていないかもしれません。
物事は、今に対する感謝と、未来へのワクワクとした希望によって展開していきます。
考えに縛られることのないように、自分の心が本当に求めているものを見つめていきましょう。
自分の持っているこだわりや抵抗を手放せば、心の枷は外れて、本来の自分自身のことが見えてくるでしょう。
新しい自分は、本来の自分である。