2018解説

感情によって出来た世界から抜け出す

☆い年…人間の感情は生を喜び、死を恐れる。この感情に迷うのである

東京新聞TOKYO Web
平成30年9月28日から引用

人は、新しく生まれてくるものに喜びを感じ、枯れて死んでいくものに哀しみや恐れを感じます。

これは、至極当然の感情である、とお思いでしょう。

しかし、その感情は、この世界に生きているが故のもの。この世に対する希望や執着や未練がそれを思わせているのです。

物事というのは、捉え方によって全く違う姿になる、何が正しい、というよりも、何を正しいと思うか、でその人の世界というのは創られていきます。

さて、この世で生きるということについて。

命は、どうして生まれるのか、この世で何をするためなのか、そのことについて、考えてみましょう。

生まれるというのは、自分がこの世で学びたい、経験したい、という強い願いによって実現します。

この世で生きていくとは、生まれる前に立てた目標に向かい、進み学んでいくということが目的です。

そして死ぬとき、自分の人生がどうであったのか、省みるときでもあります。

もしも、生きる意味に気付き、自分の人生を全う出来たなら、死ぬときに思うのは、自分の役目をこなせて良かった、良い学びができて幸せだったということ。

死ぬときというのは、それまでの人生が誉められ、感謝され、ご苦労さまでしたと、ねぎらわれるべき瞬間なのです。

そのため、周りの人がすべきことは、いなくなった故人について嘆き悲しみ、何か出来ることはなかったかと後悔することではなく、良い人生だった、立派だった、ありがとうと、尊敬と感謝の気持ちを伝えること。

物事とは、感情によって本質が見えなくなるときがある。そして、感情によって、世界がカタチ創られてしまうことがある。

物事の本質を、常に見極めることを止めぬように。世界の真の姿を見るのです。