☆とり年…幸福は求めるものではなく喜びの心を養えば自ずと訪れるもの
東京新聞TOKYO Web
平成30年9月14日から引用
人が幸福を感じるというのは、完全に心の受け取り方の問題です。
どんな状況であっても、その状況を幸せと思えるのなら、それは幸せな状態である。
何かが足りない、という発想がなくなれば、今が幸せであることに気付くことが出来るでしょう。
しかし、幸福に伴う豊さについては、現実的な物事の展開があってこそ、感じることができます。
この豊かさの恵みについて、切望されている方が多いことと思います。
この恵みがあるからこそ、幸せなのだ、とお考えかもしれません。
お金を得る、恋人を得る、仕事を得る、そうした今までにない幸福の恵みが起こるからこそ、幸せになれるのだ、と。
しかしながら、こういった幸せの恵みは、望んでいるだけでは、なかなか訪れるものではありません。
それは、自分自身が、現実的にそれは起こらない、と、どこか心の片隅で否定してしまっているからに他なりません。
自分で自分に起こるべき未来を否定してしまえば、その物事が展開することはありません。
物事は、起こるから幸せではなく、幸せを感じるから起こるのである。
今あることを喜び、これから起こることに期待すること。
切望するのではなく、ワクワクする気持ちを持って、宙からの幸せの恵みを、両手を広げて受け入れるのです。
喜びの心を養えば、今現在が幸せとなり、これから起こることも幸せとなる。
幸せの巡りが次々に起こり、幸せの恵みの中を、生きることになるでしょう。