☆さる年…自己の欠点に厳格であり、他人の欠点に寛大であれ
東京新聞TOKYO Web
平成30年9月13日から引用
みなさま、自分の人生・自分の計画が上手くいかないことの要因を、何だとお考えでしょうか。
とかく人は、自分以外の外部的な要因が、良くない現実を作り上げていると思いがちです。
価値観の違う親のせい、仕事の出来ない部下のせい、弱者のことを思いやらない社会の仕組みのせい。
生きていくために働かなければならないから仕方がない、人と共存していくためには仕方がない、みんながそう言うから、社会がそうなっているから。
しかし、果たして本当にそうでしょうか。
私たちが見ている外部的な要因は、どうして起こっているのでしょうか。
その要因が起きているから、私たちは身動きが取れないのでしょうか。
いえ、違います。
その外部的な要因は、私たち自身が作り上げているのです。
そんなことはない、と思われるかもしれません。そんな毎日、そんな現状は望んでいないと言わずにはいられないでしょう。
しかしながら、残念なことに、それは自分自身が招いていることなのです。
そして、だからこそ、未来に希望がある、ということでもあります。
自分の在り方によって、周りが構築されている。
自分が変われば、周りの世界は、奇跡のように変わっていくのです。
そして、その奇跡を起こすために、今の周りの現状があるのです。
今の自分の現状は、自分自身の向き合わなければならない内面が映し出された創られた世界。
その外部に現れて見える自分の内面と向き合うことで、自分の中の内面を変えていくということ。
この世は、自分が成長するための有り難い世界なのです。
向き合うべきは、間違いだらけの外部的要因ではなく、目を逸らしてきた自身の内面であることに気付くとき。