☆うま年…希望は頑丈な杖であり忍耐は旅の着物である。裸では歩めない
東京新聞TOKYO Web
平成30年9月11日から引用
未来に希望を持つこと、それは毎日を歩んでいくにおいて、とても重要な要素となります。
希望を持てるかどうか、その希望が一過性の欲望ではなく心からの信念であるかどうかによって、希望が人生に与える影響が違います。
確かな希望というのは、人生を支える杖となります。
歩みの辛い人生であっても、希望の杖があれば前に進むことができるのです。
また、人が生きていながら身を守る手段として、必要な要素があります。
人はとかく、自分の身を守ろうと思ったとき、強く出たり、もしくは迎合することで人と衝突しないような方法を取るでしょう。
それは、対外的なこととして、確かに有効的に働くこともあるでしょう。
しかし、そうした起こった物事に対する対処ではなく、物事が起きるより前に、事前にできることがある。
起こる物事というのは、自分が招いていること。その人に必要な物事が、引き寄せられております。
その引き寄せる物事の、特にネガティブな要因となるのが、日々の自分の至らない言動なのです。
この言動を改めることにより、未来に起こる現象は大きく変わる。そのことに、気付かなくてはなりません。
物事を好転させるのに必要なことは、忍耐するということ。
これは、嫌なことを耐え忍ぶということではなく、自分自身の行動を抑えるということ。
一時の感情に流されずに忍耐し、冷静な言動を心掛けることで、それが結果的に自分の身を守ることになる。
人生の難所は、自分自身の身口意の毒によって起こる。それを事前に抑えることが、自分自身に対する忍耐であり、それが自分を守ることになる。
人生において必要な要素、希望を持つことと、自分を抑えるということを、忘れぬように。