☆とり年…悟るという事は主体が転換する事。相手の身になる事が肝心
東京新聞TOKYO Web
平成30年8月21日から引用
人が生きるとは、学んでいくということ。
人は、世界の真実と向き合おうとしたとき、初めて人生における学びの扉に触れることになります。
人は何故生きているのか、何のために生かされているのか、死んだらどうなるのか、魂は在るのか、生まれ変わりはあるのか。
心とは何か、感情とは何か、親の影響とは、先祖の影響とは。
一つ一つ、考えては捨て、考えては捨て、そうして少しずつ真実へと近付いていく。
そうしていきますと、自分という主体は、個で成り立っている訳ではないと思うようになります。
様々な影響、様々な価値観によって成り立っている。そして、学ぶために生かされている。
そうした自分が世の中で何ができるのか、考えるようになれば、世の中を変えていきたいという発想に行き着きます。
その世の中を変えていく方法論こそ人それぞれですが、気付いた人間が、気付きを与える立場となることは必然です。
世のため、人のために生きながらも、それが自分のためでもある。
主体の、私という個が、私を含む全となること。
これこそ、悟りのファーストステージなのです。