☆とり年…人生の不安にぶち当たった時に初めて真理を求める心が生まれる
東京新聞TOKYO Web
平成30年8月9日から引用
人は、のんびりと変わらない日々を過ごしていては、なかなか気付きはありません。
気付きとは、真理に気付くということ。今まで抱いていた価値観が、ガラッと変わるような発見のことです。
この気付きがないということは、精神的に向上しないということ。
人は、気付き、内省することにより、その内面性の輝きが増していきます。
気付きのない人生とは、流れの停滞した水に浮かぶようなもの。外から入る水はなく、内から出ていく水もない。そのうちに、汚れが溜まっていきますが、そのことにすら気付きません。
そうしているうちに、物事を感じる感性はどんどん鈍くなっていきます。益々、気付けない人間になっていく。
人というのは、所詮そんなものですが、人には自分の本質が志している姿があります。
その姿とは、真理に気付くということ。
そうした志しが、人生のベースにあるのです。
そのために人生は、七転び八起きの如く、ままなりません。
人生における困難は、人が真理に気付くために用意されたものだと、気付くのです。
人は、困難にぶち当たることにより、始めて自分を省みる時間を得る。
自分を省みることを始めて人は、ようやく気付くきっかけを得るのです。
しかし、困難が起きなければ気付けない人間ではなく、困難が起きる前に気付いていける人になりたいですね。
そのためにも、内省の重要性を知りましょう。
毎日の生活を、気付きのあるものにするために、まずは一日一日を振り返る時間を設けるのです。
本日、人生の舵取りの妙を得る日。