2018解説

自分の世界の狭さを知る

☆たつ年…得意にあぐらをかくと背後よりひっくり返される

東京新聞TOKYO Web
平成30年8月4日から引用

人は日々、様々なことを経験し、体得してまいります。体験は糧となり、自信となることもあるでしょう。

初めてのことであっても、経験を重ねることにより慣れ親しんでいく。そしてやがて、高を括ってしまうことがある。

これは、自分で物が分かっていると思っている人ほど陥りやすいことであります。

物事を、自分の狭い価値観でしか判断せず、それがその物事の真実であると、見誤る。

そうして人は、見解を狭めていき、広がりある学びの場を失っていくのです。

どんな物事であっても、自分が感じ得ていない深みがある。その深みは、物事の真理へと通じており、それは等しく世界の真理である。

それ故に、一つの物事だけを究めることを止めない人が、万物の真理に近付くことができるのです。

しかし、どこかで人は、自分は達したと勘違いをしてしまう。そう思い上がった時、その人の世界は完成されてしまい、それ以上の深みや広がりを得る機会を失ってしまう。

思い上がり、高を括ることの真実を知りましょう。