2018解説

徳を積むことの巡りについて

☆うま年…徳は孤高のものではない。必ず隣りがある。徳を独占したと思うな

東京新聞TOKYO Web
平成30年7月25日から引用

至らない人間はとかく、他人の為にした行動について、逐一その動向を気にするものです。

感謝されれば満足し、されなければ「やってあげたのに」と不満に思う。

それは、他人の為にした行動ではなく、自分が感謝されたいが為にした行動にしかなっておりません。

またそういった人は、自分一人が頑張ったと思いがちですが、それはあまりにも周りが見えていないと言わざるを得ません。

さて、この世の中の流れというのは不思議なもので、与えたものは巡り廻って戻ってくるという性質があります。

人にした善行は、他人からの厚意として返ってくる。

もしも自分は良いことばかりしているのに、何も良いことが起こらないと感じるのなら、それは返ってくるまでのタイムラグによるものか、もしくは「やってあげたのに」という不満の気持ちが、巡り返ってきているのです。

巡りには、行為ではなく、行為に乗せた感情のみが廻る。

そのため、どんなに良い行為をしても、その感情が不浄であれば、自分に廻ってくる物事は、良いものにはならないのです。

大切なことは、行為と感情を乖離させないということ。小手先ばかり器用になってしまうと、負のループから抜け出すのは難しくなるでしょう。

この世の中の巡りを知り、今までの流れから抜け出すとき。