☆み年…新しき物を求める前に今ある物を大事にして大吉運
東京新聞TOKYO Web
平成30年7月24日から引用
人の欲求は止まる所を知らず、特に物欲などは、次から次へと真新しい物に関心がいくのが凡夫の悩み。
たとえ手に入れた所で、一時の所有欲が満たされるのみで、また次の物に目がいってしまう。
これは自分の我欲の問題、とも言い切れません。
そうした消費の欲求を作っているのは、この社会であり、世間でもあります。それが資本主義経済と言ってもいいでしょう。
これは、分かりやすい解脱への道です。
足るを知るということ。
『今』の有り難みを知ることができれば、たちまちに解決するでしょう。
地に足を付けて、自分の今を見つめること。足りていないという発想ではなく、今日の無事を感謝すること。
感謝で以て物事を見つめていけば、本当に大切にすべきは何なのかが、見えてくることでしょう。
世の中に振り回される生き方から解脱するとき。