☆いぬ年…塩分は必要であるが取りすぎれば害となる。程度を知るべし
東京新聞TOKYO Web
平成30年7月5日から引用
何事にも程度というものがございます。
どんな良薬であっても、摂り過ぎは毒。
私たち凡夫の生活において、特にしてしまいがちなのは、身体に良いと言われるものを頑なに食べ続けるということ。
人には様々な段階があり、その都度必要な食事というものは違います。ある時に必要な食材であっても、一年後には必要でない、別の食材を欲するかもしれません。
しかし人は、その食材を良いと思い込み、頑なに食べ続けるのです。その結果、身体に余分な要素として毒となった食材が、病気というカタチで表れることになる。
これは食に対する執着です。
このことは何も食事に限ったことではなく、生活のあらゆる面において、足るを知る尺度が必要なのです。
大切なことは、食材や運動などの要素ではなく、その要素を見極めて正しく用いることのできる智慧であることを心得ましょう。
程度を見極めるためには、自分の身体の声に耳を傾けること、必要であることと必要でないことに気付くこと。自分の感じていることを信じて邁進いたしましょう。