☆う年…人の心の浮き沈みで判断して本源を見ていない
東京新聞TOKYO Web
平成30年6月28日から引用
人と接するとき、一番に感じるのは、その人の感情かと思います。
どんなに取り繕っても、心が感じたことは表面化され、身体に現れる。
それをこちらは感じ取り、判断をする。
では、それが相手の真実かといえば、それはそうとも限りません。
取り繕った表面的なことではなく、心が露呈した内面的なことでもない、本質の部分。
この本質は読み取り難く、相当の智慧がなければ、感じることもできないでしょう。
しかし、その本質こそ、相手が本来生きるべき性質です。そこを汲み取り、活かしていかなくてはならない。
そのために出来ることは、浮き沈みのする感情で判断をしないということ。
ただ、その感情にはその人の今が表れています。今の状態を把握しながら、本質を見つめるということ。
それが人と接する上での心得である。
自らにおいても、自身の感情に振り回されず、内観を重ねて、自分の本質を見つめてまいりましよう。
どんなに時間がかかっても止めないことが、唯一無二の好転の法則です。