☆とら年…生命は簡単に出来たわけではない。物事を大切にすべし
東京新聞TOKYO Web
平成30年6月27日から引用
みなさま、今朝は朝ご飯を食べましたか。
ご飯を頂くときに、「いただきます」と手を合わせていらっしゃるでしょうか。
いただきますとは、命をいただきますということ。有り難く、手を合わさずにはいられないということです。
いつしか、その心を忘れてはいませんか。
命を育てたことのある方は、お分かりのことと思いますが、生きていく・育っていくとは、簡単なことではありません。ましてや、その命が生まれることというのは、神秘そのものです。
近頃は、畜産や養殖といった仕組みが当たり前となり、命が簡単に消費されています。
生きるためではなく、楽しむための食事に変わり、楽しむ食事から、ただ消費する食事に成り下がっている。
何となく口に詰め込んだその食材の有り難さを知りましょう。
どういった流れで自分の所まで来たのか、どこでどういう風に育ち、今、自分の糧となるためにどう加工されているのか。
想像してください。
思わず、手を合わせずにはいられません。
いただきますに込める感謝の心を知り、その心で以て万事大切に接するように。