☆うし年…身体が凝り心も凝り固まるというが、実は勝手に凝っている
東京新聞TOKYO Web
平成30年6月26日から引用
身体が凝り、心が凝るのか。心が凝り、身体が凝るのか。
それはどちらでもある、と言えるでしょう。
凝るというのは、感情にとらわれるということ。
緊張したり、力を入れたり、勘違いをしたり、悲観したりする。
自分の価値観というフィルターを通して物事を感じるため、主観的な捉え方によって、物事の真実を感情で理解しようとする。
そうして生まれた感情によって、世界の姿は、事実とは違って見えてきます。
感情は身体の中・心の中で価値観と結びつき、糸が絡むように、凝りとなるのです。
凝りとは、自分が作り出した感情であるということを知りましょう。
物事を俯瞰し、真実を知ろうとすることで、凝りの糸がほぐれてゆき、霧が晴れるように、世界の真の姿が見えてくることでしょう。
凝ったまま、人生を終えぬように。