☆み年…自己の個性に固執することなかれ。されば万事よく発展する
東京新聞TOKYO Web
平成30年6月18日から引用
人にはそれぞれ個性があります。同じ人など一人もおらず、皆それぞれの特徴があります。
それは、人としての味わいでもあります。
さて、他人と違うこの個性について、とかく人は他人と比べ、優劣をつけたがります。
自分の、他人よりも劣っているだろう所を探し、その改善に努めたり、コンプレックスとして認識することもあるでしょう。
しかし、どういう捉え方をした所で、個性が変わる訳ではありません。生まれ持った個性は、一生背負っていくのです。
その個性を否定するということは、自分自身を否定するということ。そういう生き方をしていても、心が辛いだけでしょう。
個性は、比較するものでも、否定するものでもないのです。どんなに嫌だと思っても、どうにもならないのです。
そうは言っても、受け入れられないと思うでしょう、しかし、そんなことをしていては、人生は終わってしまいます。
どういう生き方をするのかは自由ですが、変わりたいと思っている変わらない自分に執着しているのは、自分自身なのだと気付きましょう。
自分の個性を受け入れていかなくては、人生は何も始まりません。
個性に固執することなく、受け入れていきましょう。個性を否定せず受け入れることができれば、人生は違った展開になります。
それが正に、自分らしく生きるということ。
自分らしく生きている人ほど、魅力的な人はいません。自分の魅力が開くというのは、個性を受け入れた時だと気付きましょう。