自分の声が届かないとき

☆とら年…妙音は一般大衆の中では聞き難い。あまり大衆に媚びるな

東京新聞TOKYO Web
平成30年6月15日から引用

この世の中には、様々な人が生活しております。

皆が皆、自身の人としての成長を望んでいる訳ではありませんし、状況を読み取れない鈍い人たちも多く存在しています。

それは、良し悪しではなく、ただの現状です。

人を見るよりも、テレビやパソコン、スマホに夢中になり、自分一人の世界を楽しんでいる。

そうしていると、周りの状況には鈍感になりますし、他者との距離感のつかみ方も分からなくなるのでしょう。

意識の広がりがなく、閉鎖的な感情の世界を生きるようになる。

これはスマホやパソコンなどをしているからに限らず、多くの人が、社会に対する諦めと、自分に対する怠惰の中を生きているのです。

大勢の人の中においては、思考が停止され大衆の動向に従うのみ、自分の意志の主張はなく、内面でのみ反大衆的な思想を想像しながらも、自発的な働きはありません。

こうした大衆の中においては、懸命な声かけも、絶妙な発想も、広がりを持ちにくいことでしょう。

そもそも、価値観が大いに違ってしまっているのです。良しと思えるものが違う。

志を持った人は、大勢を変えたいと思うかもしれません。しかし、大勢の中で声を張り上げた所で、その声は、あまり届くことはないかもしれません。

だからといって、世間に対して諦めの気持ちを持ってはいけません。

割り切り捨てることは簡単なことですが、投げ出すような志では、大したことは成し遂げられません。

他者に媚びることを、止めることです。変わってくれるはずと、すり寄るのも止めましょう。

媚びずに、ただ自分のすべき事を為す。自分が正しいと思うことを実行していく。

人の動向や、変わる変わらないは関係ないのです。

大衆の中においては、妙音は響かないかもしれない、しかし、それは紛れもなく妙音であり、大切なものであると心得ましょう。

自分が為すことを止めなければ、かならず自分自身が変わっていく。そうして気付いてみれば、周りも変わっていく。そういうものです。

 

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