自己と他人を隔てている認識に気付く

☆い年…人生の究極は相手もこちらもない事なり。喜怒を共にすべし

東京新聞TOKYO Web
平成30年6月12日から引用

私たちは日頃から、自分という意識と、他者という存在を分けて認識しております。

その両者分けるものは何でしょうか。

他者を他者として、世界からも切り離し個々に区別する認識は、自分の猛烈な自我によってもたらされます。

それぞれの存在に対して、個別に差別的な認識を持ち、好き嫌いや、善し悪しを、自我の勝手な尺度で測っている。

しかし、そうした差別的で排他的な認識は、改めていかなくてはいけません。

結局のところ、この認識というのは、自己防衛本能の延長なのです。

自分を守るために寄せ付けない、予めどういう人物なのか判断しておく。

こうした感覚によって、まるで自分を守っているつもりでしょうが、これは、自分の世界を狭めていくだけのこと。

正しい感性の有り様というのは、自我によって世界を分けていくことではなく、判断・ジャッジをしないことによって、偏見から離れて、物事をありのままに見つめるということ。

自分と他人の間にある、我が儘な自己防衛本能という偏見の壁を取り払い、あるがままの世界を受け入れることで、人生の色合いは、一層深さを増し、豊かな味わいが出てくることでしょう。

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