2018解説

相手を変えたいと思う心が叶わないとき

☆さる年…雑草の露の如き存在。なんとなく儚く思い通りにならず

東京新聞TOKYO Web
平成30年6月9日から引用

みなさま、自分自身の志しが高まっていくとき、周りの人達も頑張って変わっていって欲しいと思うことがあるでしょう。

どうにか変わって貰いたい、もっと豊かな人生を送ってほしい、その思いは、相手に良くなってもらいたいと想う心と、自分が変わらない相手と接しなければならないことへの憂いが発露。

しかし、どんなに懸命に働きかけても、相手はなかなか変わることはないかもしれません。自分自身の無力さを感じることもあるでしょう。

さて、人が変わっていくために必要な要素は何でしょうか。

もちろん、他者が働きかけることは大切なこと。しかし、それでは人は変わりません。

人は、自身の志しを以て変わっていく。その志しが起きなければ、誰が何を働きかけたところで、大きな変化とはならないでしょう。

人は、自分自身の気付きと志しがなければ変われない訳ですから、相手を変えてやろうと思うこと自体が、本来無謀なこと。

自分が変わっていく、どんどん進んでいけば、接することが出来なくなっていく人達がいて、新たに出会う人達がいる、それでいいのです。

みんなで良くなることなど、あり得ません、進む速度が違うのです。

一生の友など、お互いに高まり続ける存在など稀有であり、お互いに進むことなく、ずっと停滞しているために付き合っているということの方が大半でしょう。

進んでいく、変わっていくとは、自分の変化に合わせて周りの物事が移り変わっていくということ。

かといって、自分で周りを御膳立てするようなことをしていては、自分の小さな想像力の中で人生が終わってしまう。

とにかく、進んでいくしかないのです。あなたの周りの人達が、そのあなたの変化にくらいついてくる志しを持ち得たなら、共に進むことも有り得るでしょう。

人は、他人に対して無力な訳ではなく、人というものは、自分自身でしか変わることはできない、変わっていくとき、志しを持った時には、まずは自分自身が進んでいくことだけを考えること。そうして一人進んでいきながら、責任をとらなければならない存在に対しては、根気強く接するより他はないのです。

人に合わせることなく、自分自身を高めていきましょう。正しい道というのは、大抵一人で歩んでいくものなのです。