2018解説

自分の心を偽って生きる生き方について

☆い年…心は言葉と顔色に表れるという。よく観察して難を避けよ

東京新聞TOKYO Web
平成30年4月25日から引用

人は、元来正直に出来ています。そのまま、で生きているのです。

今の世の中では随分と、自分を偽り、誤魔化しながら生きる術によって、なんとか本来の自分の弱さを隠そうとする生き方の人をよく見かけるようになりました。

それは、自分自身を守ろうとしているから、そういう生き方になってしまう。しかし、心を偽ることで、本当に守れているのでしょうか。

例えば、多くの物事も受け入れるだけの強さのない人は、静かに受け入れる時間を設けないように、人と接する時に、相手を否定し、世の中を否定し、まともに話しを聞いてくれないかもしれません。

こういった人は、怒りやすくいつも不機嫌そうなので、一見するととても強い人のように見えますが、実は人一倍心が小さい人。

では、その心が見て取れないか、といえば、その人の目を見て、発する言葉を整理すれば、一生懸命に自分の弱さを隠そうとしている心に気付くことができるでしょう。

どんなに心を隠そうと思っても、表情や声色、発する言葉によって、内面は露呈している。その表現のされ方がストレートでないために、分かりづらいだけなのです。

心が小さいことは欠点ではなく、人一倍繊細な面を活かせば、人の心に寄り添うことが出来る人だということです。

しかし、その心を隠そうと思えば、人の心に寄り添うのでなく、ただ否定するような行動になってしまう。自分を活かすことにならず、自分自身の弱さを守ろうとしている結果が、自らの良さまで否定することに繋がってしまう。

心の色合いは個性です、その個性を良し悪しで判断するのでなく、活かし伸ばす生き方を選択してください。

心の持ち味は、生涯変わることはないのです。変わるのは、見繕った外面だけ。しかし、結局のところ、いくら見繕ったところで、内面は露呈している、そんな惨めで悲しい生き方を選択しないように。

自分を偽ることなく、ありのままに生きるという生き方は、自分自身にとって最も良く、接する相手にとっても良いことになる、このことを心するように。