2018解説

世の中を動かすためには、名誉欲がなければならないのか

☆い年…名誉欲のない者に世は動かせない。これはこれで恐ろしい事なり

東京新聞TOKYO Web
平成30年3月20日から引用

今の日本の社会においては、人の上に立ち世の中に影響を与えようと思えば、相当の人と人との繋がりがなければなりません。

それは、何かを通そうと思えば、すでにそこにある権力について、考慮せざるを得ないからです。

また、組織の力がついてくれば、様々な種類の人が寄ってきます。選んで接することは、出来ないでしょう。

中からも、外からも、乗っかかってくる質の悪いものもあるでしょう。

綺麗な事でやっていきたい人は、質感の悪いものを寄せ付けないように、そこまで大きな組織にしないか、途中で諦めるか、お金という対価を間に入れることで、バランスを取るかもしれません。

世の中を動かす程の力となれば、人の前に出ざるを得ない。綺麗事だけを選ぶ訳にもいかない。そうなれば、通常は、名誉欲や顕示欲が強くなければ続かないでしょう。

しかし、そうした欲を原動力としていると、いずれは道を外れてしまう。既存権力に順応するため、自分の信条を曲げてしまったために、正しい道が、見えなくなってしまうのです。

本当に、正しいことをして、それを世の中に波及させようと思ったなら、最初から最後まで、一切気を抜かず、気を許さず、独りきりで正しき信念を通し続ける強い意志がなければいけません。

気にするべきは、名誉でも出世でもない。絶対的に正しいものについては、誰もが認めざるを得なくなる。それが、本当にこの世の中の価値観を代え、動かすということになるのです。