☆ひつじ年…自分の得失を度外視して生きて開運あり
東京新聞TOKYO Web
平成30年3月16日から引用
私たちは、常日頃から、自分が接するものについて、値踏みをしてしまう傾向があります。
自分の行いと、与えられたものについて、それが相当するかどうか、考えてしまう。
もちろん、バランスのとれた行動というのはとても大切なこと。多過ぎず、少な過ぎず、適切を以て何事もこなすことが出来れば、それに越したことはありません。
しかし、この世の中が全て、バランスのとれた行いで満ちているかといえば、それは全く違います。
私たちは、常日頃から、生活に根付いた搾取を受けていますし、隣人もまた、少しでも得をしようと近寄ってくるかもしれません。
その損得の渦の中において、同じ様に損得を考えてしまうと、際限のない、奪った奪われたの思想の中で生きなければならなくなるでしょう。
人の一生は、損得では計れません。基準にするものがないからです。人と比べて幸せかどうかなど、計りようのない話。
その人の苦しみはその人にしか分からないし、幸せもまた、本人にしか分からないこと。
損得勘定から抜け出し、感じるままに、やりたいように生きてみませんか。
他人は関係ないのです。自分の人生を、自分らしく生きていく、それは、人から与えられるものではなく、自分の選択です。
社会や他人の価値観から抜け出し、自分らしく選択することで、自分の人生が開いていくのです。