2018解説

自分がとらわれている勘違いとは何か

☆う年…我欲多ければ善友も離れる。友を大事にして平穏を得る

東京新聞TOKYO Web
平成30年3月12日から引用

私たちが日頃から勘違いをしていることがあります。それは、この世界には、自分の所有している物があるという勘違いのこと。

その勘違いの中でも、最も大きなものの一つが時間についての勘違いです。

自分の時間があるという勘違いによって、その時間が有意義に使われなかった時、他人に時間を奪われたという錯覚を感じてしまうことがあるでしょう。また、時間を共有することについて、主導権を持ち、自分の思い通りの時間を過ごしたいと思うかもしれません。

それらの勘違いは、時間に対する所有欲によって起こるもの。自分の時間があり、自分が所有しているという錯覚によって、引き起こされている欲です。

この所有欲=我欲が強くなればなるほど、他者には自分勝手な人として映ることでしょう。行動や言動の端々に、自分勝手なものが表れていき、いずれ他者は、その人と共に時間を過ごしたいとは思わなくなるでしょう。

そうして人が離れることによって手に入れた自分だけの時間の中に生きることは、本当に幸せなことでしょうか。

自分の志の時間を生きることと、自分勝手な時間を生きることは、似て非なるものです。

その2つの違いは、そこに我欲があるかどうかということ。

我欲によって得た時間から生み出されるものは、独りよがりの歪んだものでしかないでしょう。

自分の抱いている、勘違いから離れるとき。その勘違いから離れることが出来れば、驚くほど人生は好転していくことでしょう。